ソーラー道路

アメリカのとある夫妻が開発したのは一般的な道路をソーラーパネルと発光LEDからなる道路にしてしまうというもの。現在、このソーラー道路の実用化に向け資金調達を進めているとのことです。

路面がソーラーパネルでできた画期的な道路の試作品を製作したアイダホ州の夫婦が、また新たな試作品を完成させ、支援サイト「Indiegogo」で資金を募っている。

ソーラーパネルで覆われた車道の試作品が2010年に発表されたとき、進歩的な人たちや政府関係者らは大きな関心を示した。今回ブルソー夫妻が製作したのは、約3.7m×約11mの広さを持つ実際に利用可能な駐車場で、アイダホ州にある夫妻の研究室の外に設置されている。

WIRED.jp
この手の道路については過去何度か目にしたことがあるのですが、残念ながら実用化されたという例は見たことがありません。その上で、今回ブルソー夫妻が開発した道路はどのようなものなのか紹介していきましょう。



まずパネルは6角形で作られており、これまで難しいとされてきたカーブや上り下りといった曲面にも対応可能。パネルの表面はガラスで覆われており、詳細は不明ながら1枚あたり約113トンの荷重に耐えられるとしています。このパネルの利点としては内蔵LEDで地面に車線や標識を映し出すことも可能で、冬であれば発生する熱で雪を溶かすことも可能としています。

このようなものなのですが、パネルの表面がガラス製で滑りやすいのではないかという点はどうなのでしょうか。過去のソーラー道路の例として、アスファルトと同程度に滑りにくいガラスでコーティングは可能とされています。
ただ、表面が汚れ発電量が落ちるという問題は当初から指摘されており、光触媒や雨水によってある程度汚れは落ちるとされるものの、清掃などのコストが一般道よりもはるかに高くつくといわれています。

ブルソー夫妻によると、それでも設置するコストは耐用年数までの発電で賄うことができるとしており、現在、民間助成金と連邦高速道路局による2段階の資金調達プログラムから支援を受け試作品の実用化を目指しているとのことです。
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