ADAM

最近、レーザー兵器なるものが登場しつつありますが、積極的に開発を進めているのは間違いなくアメリカです。米軍需企業ロッキード・マーティンはレーザーを使用した新兵器の開発に成功しました。

ロッキード・マーチンが開発したのはAreaDefense Marinetime System「ADAM」というレーザー兵器です。仕様としてはファイバーレーザーから10kWのレーザーを発射し、射程5km以内の目標であれば攻撃することは可能だとしています。

公開したはカリフォルニア州沖合で行ったADAMのテスト映像です。このテストではADAMから約1.6km離れた位置で動く無人のゴムボートを攻撃するという内容で行われ、照射から30秒でゴムボートを無力化したとのこと。

ADAMについてロッキード・マーティンは主に民生品のパーツから作ったとしており、開発コストや導入コストの削減を実現したとしています。 



米軍が開発を進めているレーザー兵器について、2030年までに戦闘機に空対空レーザー兵器を搭載する計画があったり、無人機にレーザー兵器を搭載するという構想がこれまで発表されています。