ソユーズ

ロシアの宇宙開発企業は長年使用してきたソユーズシリーズに変わる、次世代の再使用型宇宙船の開発を進めているそうです。

The Voice of Russiaによると、RKKエネルギアというソユーズや派生型プログレス補給船などを設計開発してきた企業が、ソユーズに変わる新たな宇宙船の開発を進めていると報じています。

記事によると、ミハイル・レシェトニコフという設計課の課長の話として  「今年末までに宇宙船と宇宙船の打ち上げに必要な装置に関する書類が準備される。2015年から2017年にかけてテストや完成に向けた部分的な実験が行われる」と話しています。

今回、新たに設計された宇宙船は4人乗りで、500kgの貨物が搭載可能という比較的大型の宇宙船になるとしています。具体的にはサイズはソユーズの2倍。宇宙船内部は配線や機器がすべて埋込み式になっており、表面はフラットに、また宇宙飛行士は全身が伸ばせる空間が設けられているとのことです。

再使用型宇宙船はスペースシャトルのような翼があるスペースプレーンではなく、着陸時には4本の着陸脚を展開する設計となっているそうです。新型宇宙船は国際宇宙ステーション用の救命艇としても使用可能でこのモデルでは最大6名を安全に地球へ帰還させる能力があるとしています。

超重量級打ち上げロケットの開発

ロシアでは『2030年までの宇宙事業発展戦略』というものがあり、これは2030年までに宇宙飛行士の月での常駐にむけて月面探索が事前に行うことと、金星と木星に探索機の打上げ、火星には一連の研究ステーションを展開するとしています。

その戦略には「再利用できる宇宙船の開発」が書かれており、「積載能力180トンの重量ロケット」という、桁違いの超重量級の宇宙ロケット製造が合わせて書かれています。この180トンはサターンVを遥かに超える積載能力で、旧ソ連が計画していた「ヴァルカン(ヘラクレス)」に匹敵する史上最大のロケットとなる予定です。
このロケットについてはエネルギアに似たものになるとロスコスモス関係者が過去に発言したことがあります。

▼エネルギア

エネルギア
▼ヴァルカン
ヴァルカン

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