フルーツ

ロンドン大学は普段フルーツを食べる人は、食べる習慣がない人に比べガンや心臓病などを死因とする死亡率が最大5割低くなることが分かったとしています。ただし、食べる量は1日7人分以上です。

これはロンドン大学の研究グループがイギリス国内の社会サービス機関が12年に渡る聞き取り調査から結論を出したもので、普段フルーツを食べている人は食べていない人に対し、病気による死亡率が低くなるというものです。これは医療専門誌「Journal of Epidemiology & Community Health.」に掲載された論文で、延べ65,000人に及ぶ調査で分かったとしています。

研究チームはその中でも一般の人とは異なる食事をしている『ダイエットをしている人たち』に注目したらしく、一般人の平均と寿命を比較し、1日に3人分のフルーツを食べた場合は13%、7人分またはそれ以上の人はおよそ半分になっていたことがわかったとしています。

この数値はガンや心臓病などの疾患による死亡率が減少したというもののようで、フルーツの摂取に、普段フルーツを食べていない人に比べ最大で半分になっていたというものです。

残念ながらどのくらいの量のフルーツを食べていたのかは書かれておらず想像でしかなのですが、7人分以上という量は最低でも副食はすべてフルーツになることは間違いと思われます。ただ、これだけの量となると逆に糖尿病や精神的な他の病気になりそうな気がします。

個人的には対象となった人のうち1日に7人分以上フルーツを取っていた人が全体にどれだけいるのか。異常とも言えるフルーツの摂取について、一般人が真似するようなことではないと思わます。

参考:The Voice of Russia