先日、ロシアの宇宙開発企業RKKエネルギアの設計課課長がソユーズに変わる再使用型宇宙船を開発を進めていると発表しましたが、実はこれまで宇宙船「Klipper(クリッパー)」として公開されていたことがあるそうです。
ロシア、RKKエネルギアのミハイル・レシェトニコフ課長は先月、「今年末までに(新型)宇宙船と宇宙船の打ち上げに必要な装置に関する書類が準備される。2015年から2017年にかけてテストや完成に向けた部分的な実験が行われる」と、ソユーズ宇宙船に変わる新たな宇宙船の開発について発表しました。
この発表では新型宇宙船は再使用可能型となっており、サイズはソユーズの2倍、4名と500kgの貨物もしくは人員を輸送する場合として最大6名。自動操縦で1ヶ月飛行することが可能。着陸は4本の足で行なわれるとしています。
内部はそれぞれの宇宙飛行士に合わせ変形するベージュ色の座席。機器はすべて埋め込まれており、船内は全身を伸ばせる程の空間が設けられているとしています。
この宇宙船なのですが2005年、愛知万博のロシア館で初公開・展示されていたとのことです。名前はКлипер:クリーペル、英名Kliper:クリッパーです。
公開されていたスペックとしては宇宙船の重量は14.5トン、乗員6名と700kgの貨物からなるとしています。その後、宇宙船は13トン、最大6名と500kgの貨物に変更されています。また当時の情報として、宇宙船のサイズは全長10m、直径3.5メートルでソユーズ宇宙船の約2倍とされています。
ル・ブールジュ航空ショーで展示されたと思われる実物大(?)クリッパー
以下は非公式の3Dモデル
大気圏再突入前には後部のモジュールが切り離されます。
打ち上げはRKKエネルギアのゼニートロケットで行われるとされているものや、ソユーズになっている非公式のCGも存在します。
着陸については車輪で滑走路に降り立つというものがあったのですが、公式ではパラシュートを使い足を展開して着陸としているそうです。
photo:Armin Schieb、他
この発表では新型宇宙船は再使用可能型となっており、サイズはソユーズの2倍、4名と500kgの貨物もしくは人員を輸送する場合として最大6名。自動操縦で1ヶ月飛行することが可能。着陸は4本の足で行なわれるとしています。
内部はそれぞれの宇宙飛行士に合わせ変形するベージュ色の座席。機器はすべて埋め込まれており、船内は全身を伸ばせる程の空間が設けられているとしています。
この宇宙船なのですが2005年、愛知万博のロシア館で初公開・展示されていたとのことです。名前はКлипер:クリーペル、英名Kliper:クリッパーです。
公開されていたスペックとしては宇宙船の重量は14.5トン、乗員6名と700kgの貨物からなるとしています。その後、宇宙船は13トン、最大6名と500kgの貨物に変更されています。また当時の情報として、宇宙船のサイズは全長10m、直径3.5メートルでソユーズ宇宙船の約2倍とされています。
ル・ブールジュ航空ショーで展示されたと思われる実物大(?)クリッパー
以下は非公式の3Dモデル
大気圏再突入前には後部のモジュールが切り離されます。
打ち上げはRKKエネルギアのゼニートロケットで行われるとされているものや、ソユーズになっている非公式のCGも存在します。
着陸については車輪で滑走路に降り立つというものがあったのですが、公式ではパラシュートを使い足を展開して着陸としているそうです。
photo:Armin Schieb、他