
フィリピン空軍は老朽化した航空機の更新計画を発表しました。この入札に参加することを発表したのはアメリカの航空機製造メーカーIOMAXなのですが、ジェット機ではなくプロペラ機になるとしています。
IHS Jane's 360によると、フィリピン空軍は老朽化したブロンコ飛行部隊所属OV-10の更新を発表しており、各国の航空機メーカーが入札に参加するとされています。先日この更新計画に参加を発表したのはIOMAXというアメリカ、ノースカロライナ州に本社を置く航空機製造メーカーです。
IOMAXは自社が開発したターボプロップエンジン搭載の「アークエンジェル」で入札するとしており「この機体はフィリピンの事情に非常にマッチしている」などと主張しています。アークエンジェルは脚部が引き込みできる構造になっておらず速度を犠牲にする代わりに搭載できる兵器の量と作戦行動範囲を増やしているとのこと。価格は1機あたり約8億円。

▲アークエンジェルの計器

▲搭載兵器(機体はフィリピン空軍仕様とは異なる)
気になる機体スペックとしては最大飛行距離は約2,170km、10時間の飛行が可能で最大離陸重量は6,715kgです。
翼には計6つのハードポイントがあり精密誘導爆弾仕様のMK-81(10発)、もしくMK-82(8発)、対戦車、対艦ミサイル「ヘルファイア」12発、レーザー誘導ロケット弾「CIRIT」24発、レーザー誘導ミサイル「AGM UMTAS」12発。また胴体下部に1つのハードポイントがありスターサファイア380-HLD EO / IRというレーザー誘導装置兼カメラが搭載できます。直接書かれてはいませんが兵器搭載量は2トン以下になると思われます。
単純に機体スペックを比べるとアメリカ軍の名機A-1 スカイレイダー以下になるのですがターボプロップエンジンながらプロペラの攻撃機が活躍できる場面が現在も存在しているようです。
IOMAXは自社が開発したターボプロップエンジン搭載の「アークエンジェル」で入札するとしており「この機体はフィリピンの事情に非常にマッチしている」などと主張しています。アークエンジェルは脚部が引き込みできる構造になっておらず速度を犠牲にする代わりに搭載できる兵器の量と作戦行動範囲を増やしているとのこと。価格は1機あたり約8億円。

▲アークエンジェルの計器

▲搭載兵器(機体はフィリピン空軍仕様とは異なる)
気になる機体スペックとしては最大飛行距離は約2,170km、10時間の飛行が可能で最大離陸重量は6,715kgです。
翼には計6つのハードポイントがあり精密誘導爆弾仕様のMK-81(10発)、もしくMK-82(8発)、対戦車、対艦ミサイル「ヘルファイア」12発、レーザー誘導ロケット弾「CIRIT」24発、レーザー誘導ミサイル「AGM UMTAS」12発。また胴体下部に1つのハードポイントがありスターサファイア380-HLD EO / IRというレーザー誘導装置兼カメラが搭載できます。直接書かれてはいませんが兵器搭載量は2トン以下になると思われます。
単純に機体スペックを比べるとアメリカ軍の名機A-1 スカイレイダー以下になるのですがターボプロップエンジンながらプロペラの攻撃機が活躍できる場面が現在も存在しているようです。