太陽光発電_1

割高と言われている太陽光発電の電力。しかし、アメリカの電力会社は2015年にも火力や原子力などが作り出した電力よりも、家庭向けの太陽光発電の電力の方が安価になると主張しています。

テキサス州の民間電力会社NRG Energyによると、家庭向けのソーラーパネルについてこのまま価格低下が続けば、来年中にも電力会社の電力よりも安くなる状況が到来すると発言しています。

家庭用ソーラーパネルによる電気コスト、近く全米25州で電力会社による電気料金よりも安価になる見通しに
BusinessNewsline

これはソーラーパネルの耐久年数以内で発電できる量と、電力会社の電気料金を単純に比較したものです。 NRG EnergyのCEO David Crane氏によると、日照条件に恵まれた「全米25の州でソーラーパネルの電力が安くなるだろう」としています。
ソーラーパネルの価格は今現在も下がり続けており、今後もその流れが続くことが予想されています。

アメリカの電気料金は日本の約1/2程度と安く、ソーラーパネルの価格も変わらないと思うのですが、それでも来年にも電力会社の電力よりも安くなるというのはどういうことなのでしょうか。ソーラーパネルの耐久年数の出し方が違うとも考えられるのですが、日本では一般的に法定耐用年数が17年と定めされており、ソーラーパネルの寿命と言われている20~30年を耐用年数とすると考えられなくはありません。

今後、ソーラーパネル価格更に安くなるとソーラーパネルの設置を考えた屋根や家、ビルやマンション、さらには街づくりというのが増えていくかもしれません。