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サンダーバーズという米空軍の曲芸飛行チーム(日本で言うブルーインパルス)があるのですが、女性の空軍長官を乗せ飛行訓練を行ったところ、大変なことになったと報じられています。

先月24日、アメリカ合衆国空軍長官デボラ・リー・ジェームズ氏が曲芸飛行チーム、サンダーバーズが操縦するF-16に乗り込んだところ大変なことになったと報じられています。

ジェームズ氏はこの日、ネバダ州にあるネリス空軍基地の視察に訪れました。これは基地側が長官を招いたとのことで、理由としては空軍長官であるということは当然ながら、実は米軍の規模が第二次世界大戦以降最小限にする(つまり予算を削減する)と発表され、なんとか予算の維持をお願いしたいという思惑があったそうです。

空軍長官デボラ・リー・ジェームズ氏
▲デボラ・リー・ジェームズ空軍長官

ネリス空軍基地は世界最高レベルの曲芸飛行チーム『サンダーバーズ』の本拠地となっており、実際にサンダーバーズチームが使用しているF-16の後部座席に乗って飛行するというパフォーマンスが行なわれました。飛行内容は「他のサンダーバーズも参加した通常の訓練内容だった」とのことなのですが、この飛行が原因で長官が「顎が外れる程の状態」「激しい病気」になった、などとアメリカでは報じられているそうです。

ちなみに、ジェームズ氏本人は「この飛行で私が同時に学んだことは、サンダーバードの訓練飛行に同乗する前には食事はしない方がいいということ」とコメントを残しています。

長官であっても体力や身体能力は一般人と同じであることは当然異なるとは知っているはずなのですが、大切な接待は失敗に終わってしまいました。

ジェームズ氏が大変なことになった時に見ていたであろうコクピットの視点はこちら。



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