Facebook

Facebookという実名を使用し交流するサービスがありますが、アメリカ全土で行なわれた研究によると、Facebookを利用しているという夫婦は離婚率が高いという研究結果が報告されています。

Facebookユーザーのなかで、“自分のパートナーが Facebook上で頻繁に交流している異性” の存在が気になるという人はいるだろうか? というのもある研究で、「Facebookを使用している夫婦は離婚率が高い」との興味深い結果が出て話題になっているのだ。これを読んでドキっとした人は、念のため注意したほうが良いかもしれない。

全米43州で大々的な調査
2008~2010年にかけて、米ボストン大学のジェイムズ・E・カッツ博士率いる研究チームが、全米43州に住む既婚者を対象に、Facebookの使用が夫婦仲と離婚率にどのような影響を及ぼすか調査を行った。

ロケットニュース24
Facebookの利用と離婚率についてアメリカ全土、州ごとに2年間の調査を行ったとこFacebookの利用者が2割を超える州については、平均して離婚率が2.18%上昇していることが明らかになったとしています。この数値は後日州により異なる雇用や年齢、人種の誤差をある程度考慮して再計算してもほぼ同じだったとしています。

別の研究として、2011年米テキサス大学が行った調査によると、SNSユーザーにおける結婚生活の満足度(SNSとはFacebook、ツイッター、Mixiといったサービス)はSNSを利用しない人はする人よりも結婚の満足度11.4%高く、利用している人の32%が離婚を検討していると結果を発表しているそうです。

これらSNSと異性間との関連について、「夫婦間で問題があると心の支えや癒しをSNS上に求めるからではないか」と予想されています。

SNSについてはユーザー同士の争いや揉め事は日々発生しており、相手の顔が見えないだけに発生しているようにも感じます。しかし、2.18%という数値について離婚者全体の何割になるのか、むしろFacebookをはじめSNSから恋愛に発展し結婚に至るという率を考えると2.18%はむしろ『少ない』とも言えるような気がします。