イナゴ_1

映画やアニメでありそうな“黒い影”が街を襲う瞬間を撮影したこちらの写真。雲のようにも見えるのですが、実は数え切れないイナゴの大群でした。

【8月29日 AFP】アフリカ沖西インド洋(Indian Ocean)の島国マダガスカルで28日、首都アンタナナリボ(Antananarivo)にイナゴの大群が襲来した。アンタナナリボの上空は雲のような厚いイナゴの群れに覆われ、子どもたちは逃げまどい花屋はイナゴを追い払おうとタイヤを燃やすなど街はパニックに陥った。

AFPBB News
湖に面した綺麗な街並みに突如現れたイナゴの大群。アフリカ沖にある島マダガスカルの首都アンタナナリボで28日、今年もイナゴの大群がやってきたと報じられています。『今年も』というのは、実は高温多湿のマダガスカル島はイナゴの繁殖に最適な環境とされており、毎年イナゴが大量発生し襲来するといのはこの時期の風物詩のようです。

国や国連はヘリや航空機を投入し殺虫剤を散布し続けているものの、ここ最近発生した熱波に乗り都市部にやってきてしまったと考えられています。
ちなみに、現地ではイナゴを食料としているそうで、鶏に食べさせて死ななかったら自分たちが食べるという少年のコメントが掲載されています。

▼アンタナナリボを襲うイナゴの群れ


イナゴというと日本でも昔は普通に食べられており、具体的には稲刈り後の田んぼで害虫駆除を兼ねて大量に捕獲できたことから食用にしたというものです。食べ方は串刺しにして炭火で焼く、鍋で炒る、醤油や砂糖を加えて甘辛く煮付けるイナゴの佃煮など様々。イナゴの食感と味はエビに似ているそうでオカエビなどと呼ぶ地域もあったとされています。(参考)

イナゴとバッタの違いについて日本自然保護協会によると生体の違いとして『ノドボトケ』の有無にあるとし、その上で世界一般的にイナゴはバッタ科に含まれていることからバッタ=イナゴという呼び方をしているそうです。
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