ラウンドアバウト

ここ最近「ラウンドアバウト」という言葉を耳にしたことはないでしょうか。今回は日本でも運用が始まったラウンドアバウト「円形交差点(環状交差点)」について、世界にはどのようなものがあるのか特に複雑な例を中心に紹介していこうと思います。

ラウンドアバウトとは信号の無い円形の交差点です。日本では道路交通法の改正を受けて全国19箇所で運用が始まったことから最近テレビ等で報じられていたのですが、世界ではどのようなラウンドアバウトが作られているのか紹介していこうと思います。

シャルル・ド・ゴール広場(フランス)
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フランスの凱旋門を中央島に12本の道路が集まるラウンドアバウト。円形交差点に入る前には信号があり流入車両を見て周回車両は停止しなければなりません。つまり、一般的な「周回車両優先」とは逆のルールが設けられています。(参考)

チェコ・パルドゥビツェ州
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ラウンドアバウトが設けられているのは一般道だけではありません。チェコにはインターチェンジとジャンクションが混ざったものが存在します。

2つのラウンドアバウト(イギリス)
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2つのラウンドアバウトが隣り合うという通称「ダブルラウンドアバウト」。

ラウンドアバウト内にラウンドアバウト (イギリス)
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イギリスのスウィンドンという都市にはラウンドアバウト内に5つの小さなラウンドアバウトがあるという複雑なものも存在します。『マジック・ラウンドアバウト』などと呼ばれているそうです。

▼マジック・ラウンドアバウトの映像


このようにラウンドアバウトにも様々な種類があり、またルールが存在するそうです。私みたいに運転が苦手な人は回り道してでも避けたい交差点です。