
大量の落書き被害に悩まされている万里の長城ではこれを防止しようと中国政府が落書き専用ボードを導入しました。
ユネスコの世界文化遺産である中国の「万里の長城」には毎年数百万人の観光客が訪れる。そこで長年問題になっているのが、心ない観光客による長城への大量の落書きだ。中国政府は今年3月、北京市北東部にある慕田峪長城に無料の「落書き専用ボード」を設置するという解決策を打ち出した。落書きを長城ではなく、ボード上に残すよう観光客に呼び掛けるものだ。中国政府により今年の3月より万里の長城に設置された「落書き専用ボード」です。万里の長城の壁には何時の時代に書かれたものかも分からない大量の落書きがされており、中には壁を削って名前等を刻むなど深刻な被害にあっているといいます。
Record China
現地を取材した中国メディアによるとこのボードはプラスチック製の落書きボードで書き込みがいっぱいになり次第新しいものに入れ替えられるといいます。ただ、その設置方法に問題があるらしく長城に直接釘付けされており、国をあげて世界遺産を傷つける行為を平気で行っているといいます。
北京市政府は2006年、長城のレンガの持ち去りやレンガに落書きをすることを違法とし、200元(約3,450円)以下の罰金と定めています。また過去には偽の万里の長城を建設し999元(約17,250円)で書き込みを行えるという対策を取ったことがあるそうなのですが、今回の落書きボードが設置されたということは期待された効果は特になかったようです。
