
米海軍は空母からカタパルトで射出する空母艦載機について、F-35Cの次世代機種『F/A-XX』の開発計画を来年度から開始することを明らかにしました。
航空宇宙関連の記事を掲載しているFlightglobalによると、9月9日に行なわれた海軍の関係者の話としてF-35Cの後継である次世代空母艦上戦闘機「F/A-XX」の開発計画を来年度から行うと報じています。
US Navy already looking beyond carrier-based F-35 - 9/9/2014 - Flight Global
記事によると、F/A-XXは2030年以降の運用開始つまり実戦配備を目指しているとしており機種は、F-35C及びF/A-18E/Fを改造する案、そして全く別の機体を開発する案の3つがあげられたとのことです。
BusinessNewslineによるとF/A-18E/Fを改造する案としては、ステルス能力を付与し、吸気口(インレット)を拡張しより出力の高いエンジンを搭載することになるとしています。一方現在も開発中で正規空母から飛び立ったことがないF-35Cを改造する案としては、エンジンの空気圧縮比率かバイパス比率に変更を加えることによってエンジンの効率性を更に向上させるといった案が検討されているとのことです。
このF/A-XXの配備により2030年以降はF/A-18E/Fと電子戦機EA-18Gは退役するとしておりこの能力はF/A-XXに引き継がれるそうです。
F/A-XXの運用開始まで残すところ15年。ちなみにF-35の概念実証機は2000年10月(F-35Cの初飛行は2010年6月)に登場したことを考えると「そろそろ・・・」とも考えられるのですが、試作機の初飛行は2020年以降になりそうです。
ちなみに、ボーイング社2012年4月の時点でF/A-XXとするモデルを発表しています。


以下は非公式と思われるボーイング案のF/A-XX CGイメージ

US Navy already looking beyond carrier-based F-35 - 9/9/2014 - Flight Global
記事によると、F/A-XXは2030年以降の運用開始つまり実戦配備を目指しているとしており機種は、F-35C及びF/A-18E/Fを改造する案、そして全く別の機体を開発する案の3つがあげられたとのことです。
BusinessNewslineによるとF/A-18E/Fを改造する案としては、ステルス能力を付与し、吸気口(インレット)を拡張しより出力の高いエンジンを搭載することになるとしています。一方現在も開発中で正規空母から飛び立ったことがないF-35Cを改造する案としては、エンジンの空気圧縮比率かバイパス比率に変更を加えることによってエンジンの効率性を更に向上させるといった案が検討されているとのことです。
このF/A-XXの配備により2030年以降はF/A-18E/Fと電子戦機EA-18Gは退役するとしておりこの能力はF/A-XXに引き継がれるそうです。
F/A-XXの運用開始まで残すところ15年。ちなみにF-35の概念実証機は2000年10月(F-35Cの初飛行は2010年6月)に登場したことを考えると「そろそろ・・・」とも考えられるのですが、試作機の初飛行は2020年以降になりそうです。
ちなみに、ボーイング社2012年4月の時点でF/A-XXとするモデルを発表しています。


以下は非公式と思われるボーイング案のF/A-XX CGイメージ
