空中発射ロケット_1

ロケット本体を航空機で上空に運び切り離し、ロケットを宇宙に打ち上げるという空中発射ロケットが存在します。ロケットを上空まで輸送する母機はロケット以上に大きくなることが一般的なのですが、旧ソ連では24基のエンジンを搭載した航空機が計画されていたそうです。

空中発射ロケットという聞き慣れない言葉について、有名なところでは世界で初めての民間企業による有人宇宙飛行を実現したヴァージン・ギャラクティックのスペースシップワンが空中発射ロケットになります。一方スペースシップワンを上空まで運ぶ母機は同じくヴァージン・ギャラクティックのホワイトナイトが使用されました。
同じような打ち上げ方法としてはオービタル・サイエンシズ社の母機スターゲイザーペガサスロケットなど幾つかあり、母機も戦闘機から爆撃機、旅客機を改造したものまで様々です。

さて、今回紹介するのは旧ソ連が計画していたという超大型発射プラットフォームです。機体は世界最大の輸送機アントノフAn-225を2機繋げた形状になっており、搭載されるエンジンはなんと24基です。中央には「двухфюзеляжного」というスペースプレーンが搭載されています。

空中発射ロケット_2

空中発射ロケット_3

空中発射ロケット_4

空中発射ロケット_5

空中発射ロケット_6
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具体的にどのような母機でスペースプレーンなのか詳細は不明なのですが、母機についてはツポレフとアントノフが共同開発云々と書かれています。


同様の空中発射ロケットについては現在ストラトローンチ・システムズというアメリカのベンチャー企業が開発を進めています。同社は2011年にマイクロソフト共同創業者のポール・アレン氏とスペースシップシリーズの製造で有名なスケールド・コンポジッツ創業者のバート・ルータン氏により設立された企業です。

ストラトローンチ・システムズは既に母船となるボーイング747型2機を購入しており、航空機を収める巨大な格納ハンガーが完成しています。(参考)

▼ストラトローンチ・システムズの打ち上げ構想