プレート

皆さん地球のプレートが何故動くのかはご存知でしょうか。「そんなもの、地下のマントルの動きによって・・・」と答えそうな質問なのですが、実は長らく謎とされてきたプレートの動きが解明されたそうです。

地球のプレートはなぜ動いているのだろうか?長年地質学者を悩ませてきこの謎がUniversity of Sydneyの研究者によって解明された。

「太陽系の惑星の中でプレートテクトロにクスが生じているのは唯一地球だけとなる」とUniversity of Sydneyの Professor Patrice Reyは言う。

「地質学的記録からは、地球でプレートテクトロにクスが生じたのは30億年前からであることが示されている。研究の結果から、現在では自律的運動となったこのプレートテクトロにクスは、地球誕生からしばらくの間は存在しておらず、その後誕生した大陸が広がりが引き金となって起きたことが判った。」

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地球上には表面を覆う厚さ約100kmのプレートがあります。私達はそのプレートの上で生活をしているのですが、実は時間が過ぎると共に動くプレートについて何がどのようにして動かしているのか仮説はあったものの、長年謎とされていたそうです。

オーストラリアのシドニー大学の地質学者が行った研究によると地球のプレートはこれまで言われていたようにマントルの対流により動いていることを解明しました。具体的にはプレートと呼ばれるものが動くようになったのは、いい具合に地球の内部が冷えてきた今から30億年前。地球では光合成を行う生物が生まれた頃なのですが、その後は大陸が登場したことで周囲のプレートに負荷を与え、歪みが生じたことで初めてプレートが動く現象が発生したと論文では述べています。

プレートの動きは地球誕生から発生していたわけではなく、冷えることで発生した・・・と言われれば当たり前のように感じますが実際に証明するとなると難しい計算と時間が必要のようです。ちなみに、プレートを動かしているマントルの対流については実際に観測され証明されたわけではなくマントル対流説という仮説になっているそうです。