自律走行車

現在注目されている車の技術として自動でハンドルを切り動く車、自律走行車があります。アメリカは開発中の車について公道を走る許可を受け付けていたのですが、先日29台が認められたとのことです。

カリフォルニア州車両管理局(DMV)が発行する自律走行車(ロボットカー、自動運転車)の走行許可が、9月16日付けで有効になった。この許可を受けた自律走行車は、同州の公道を走行することが認められる。
 
いまのところ、許可を受けているのはフォルクスワーゲン・グループ(フォルクスワーゲンとAudiの製造者として)、メルセデス・ベンツ、およびグーグルが所有する合計29台のみ。

WIRED.jp
一般の車が走る道で運転手の操作を必要としない自律走行車の走行が認められたのはカリフォルニア州です。台数は29台と少ないものの、フォルクスワーゲン・グループ、メルセデス・ベンツ、グーグルの車が許可されたとのことです。

もちろん特別な許可が必要としており、500万ドル(約5億円)の保険に加入、もしくは同額の保証金を確保する必要があることと、ドライバーは運転席に着席していなければならないそうです。

アメリカでは他の州でも公道上でも走行試験を許可する法律が成立しており、将来的には数多くの車に自律システムが搭載され、公道を走行することが予想されています。



今現在、自律走行車はどの程度動くことが出来るのかという点について、参考になる動画を紹介します。こちらはGoogleが開発している『Self-Driving Car』というシステムなのですが、車や歩行者の動きを予測するのは当たり前として、道にある看板から道路工事なので置かれるコーンについても読取りを行い自動で車線変更を行えます。
Googleによると価格としてはトヨタ製の有名なハイブリッド車を改造した場合として車両本体を含め1台あたり15万ドル(約1500万円)になると発表しています。

ちなみに、市販されている車にもある程度の走行サポートシステムが搭載されているのですがその例として、日産の高級車『V37型スカイライン』では高速道路の走行に限っては運転手を必要としないレベルにまで仕上がっています。(もちろん、非公式の使い方)