遼寧号

中国メディアによると、遼寧省の大連造船所で2隻目となる国産の正規空母の建造を開始したと報じています。写真は旧ソ連製の遼寧号

中国国営の中国中央テレビ(CCTV)によると大連造船所にて初の国産空母となる新規空母の建設が既に始まっていると報じられています。

中国2隻目の空母、間もなく組み立て開始 遼寧艦より大型か--人民網日本語版--人民日報

記事によると、現在この造船所内で鋼板の切断が行われ、屋内で個々のモジュールの建造が進められているとしています。 具体的にどのような空母になるのかは不明なのですが、建造されているドックは全長368メートルで中国の軍事評論家の話として、建造される国産空母は排水量が7~9万トン(遼寧号は6万7500トン)で構造は旧ソ連製で現在中国で運用されているワリヤーグつまり、遼寧号とほぼ同じ構造になると予想しています。また動力は通常動力でカタパルトで射出される方法ではないスキージャンプ甲板になるだろうとされています。

また中国国営メディア新華社によると、2014年1月に開かれた遼寧省第12期人民代表大会第2回会議では1月の段階で2隻目の空母の建造が開始されたと発表されており、工期は6年で少なくとも4隻の空母を保有すると発言があったそうです。

以下は上海で撮影された空母と思われる建造物
上海空母_1

上海空母_2