
スペース・エクスプロレーション・テクノロジーズことスペースX社はファルコン9ロケットの再利用型機種について、今年12月以降に行われる打ち上げで地球に帰還させ着陸、再利用を目指す計画を明らかにしました。
マサチューセッツ工科大学が発行している科学雑誌MIT Technology Review(Web版)は10月25日、スペースX社が次回のファルコン9ロケットの打ち上げで、第1段を大西洋上に浮かべたプラットフォーム(浮桟橋)へ着陸させる試験を行うと報じた。アメリカの民間企業でスペースX社は自社開発、そして運用を行っているロケット「ファルコン9」について、ファルコン9-Rという再利用型ロケットの開発を目指しています。
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これはスペースX社のCEOイーロン・マスク氏がマサチューセッツ工科大学で講演した際に発言したもので、海上プラットフォームは既に造船を開始しており表面の大きさはサッカー場の大きさとほぼ同じという90m×50mのサイズになっているとのことです。
具体的に試験が行われる日時は明らかになっていないのですが、過去の計画では14号機で海上(陸上)着陸を行うとしており14号機の打ち上げは12月9日(アメリカ時間)となっているようです。
▼再利用型ファルコン9

ファルコン9R
スペースXのファルコン9の形状は一般系なえんぴつ型なのですが本体下部に4本の足が備わっており、宇宙空間と空中でメインエンジンを再点火し減速、軟着陸するという構想です。これまで陸上を想定した海上への着水試験が3度行っており、1回目は失敗したものの2回目以降は着水試験に成功したと発表しています。▼着陸脚

▼2014年7月に行われた3回目の試験
ファルコン9ロケットの打ち上げ能力は日本のH2Aロケットに匹敵し1回あたりの打ち上げコストはH2Aロケットのおよそ半額の5400万ドル~5950万ドル(約54~59.4億円)となっています。
