1937年、南太平洋を飛行中に行方不明になった航空機について、1991年に発見されたパーツの鑑定作業から当時墜落したと考えられた機体の一部であることを確認したとのことです。写真は行方不明になった航空機とアメリア・イアハートさん
1937年7月2日、アメリカ人女性アメリア・イアハートさんが操縦する特殊旅客機が行方不明になった件について、1991年に南太平洋上キリバス領のニクマロロ島で発見された金属片がこの旅客機の一部であることが鑑定の結果明らかになったと報じられています。
記事によると、この破片はイアハートさんが操縦していたロッキード・エレクトラ10Eの改造機のリベットパターン(鋲打ち痕)の特徴が機体後部右側の側面のパネル部品であること一致しているとのことです。
▼ロッキード・エレクトラ10Eの破片
鑑定を行ったThe International Group for historic Aircraft Recovery=TIGHAR(タイガー)によるとニクマロロ島沖ではこの破片が見つかったことで2012年にソナーによる探査を行っており、海底182mで確認された物体についてロッキード・エレクトラ10Eである可能性があるとしていました。タイガーは航空機の捜索や保存を行っている研究グループでもあり、今回の結果により再度同じ海域で探査を行う方針を明らかにしています。
アメリア・イアハートさんは1932年に女性では初の米大陸単独横断無着陸飛行を行うなどアメリカでは非常に有名な人物です。1937年5月21日、赤道上世界一周飛行を行うためカリフォルニア州から離陸、同年6月30日ニューギニアのラエに着陸し7月2日離陸したもののこれを最後に行方不明となりました。
当時イアハートさんを捜索するため大日本帝国海軍及艦艇び米海軍の空母を投入し大規模な側索がおこなわれたものの、墜落を示す発見はなかったとのことです。
記事によると、この破片はイアハートさんが操縦していたロッキード・エレクトラ10Eの改造機のリベットパターン(鋲打ち痕)の特徴が機体後部右側の側面のパネル部品であること一致しているとのことです。
▼ロッキード・エレクトラ10Eの破片
鑑定を行ったThe International Group for historic Aircraft Recovery=TIGHAR(タイガー)によるとニクマロロ島沖ではこの破片が見つかったことで2012年にソナーによる探査を行っており、海底182mで確認された物体についてロッキード・エレクトラ10Eである可能性があるとしていました。タイガーは航空機の捜索や保存を行っている研究グループでもあり、今回の結果により再度同じ海域で探査を行う方針を明らかにしています。
アメリア・イアハートさんは1932年に女性では初の米大陸単独横断無着陸飛行を行うなどアメリカでは非常に有名な人物です。1937年5月21日、赤道上世界一周飛行を行うためカリフォルニア州から離陸、同年6月30日ニューギニアのラエに着陸し7月2日離陸したもののこれを最後に行方不明となりました。
当時イアハートさんを捜索するため大日本帝国海軍及艦艇び米海軍の空母を投入し大規模な側索がおこなわれたものの、墜落を示す発見はなかったとのことです。