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鳥の鳴き声というと街中の騒音にかき消されがちですが、朝早くから暗くなるまで意外とよく聞こえてくるものです。さて、そのような鳥の鳴き声についていったいどのような鳥が鳴いているのかスマホで解析するというソフトの開発が進められているそうです。

近くにいる鳥のさえずりをスマートフォンで録音し、リアルタイムで分析して鳴き声から種類を特定するアプリ「Warblr」が開発されている。楽曲の検索よりはるかに複雑で、高度な機械学習を利用する必要があるという。

WIRED.jp
街中で耳にする鳥の鳴き声といえば、スズメやカラス、ハト、そしてムクドリなどですが、自然豊かな山や森に行くと聞いたことがないような変わった鳴き声が聞こえてきます。いったいどのような鳥が鳴いているのか気になった人も多いのではいのでしょうか。



ソフトを開発しているWarblr社によるとこの手のアプリは非常に珍しいらしく、またアプリの開発には高度な解析技術が必要になると話しています。理由として、1種類の鳥でも縄張りを主張する鳴き方や求愛の鳴き方など複数あり、渡り鳥にいたっては地域ごとに異なる鳴き方つまり方言や流行りの鳴き方があるそうで常に変化し続けるものだそうです。

アプリ「Warblr」の将来像としてはアプリ使用者が任意で位置情報を送信することで、鳥の生息状態を収集することができ、繁栄と衰退、渡り鳥の飛行ルート等も確認出来るようになるとしています。

このアプリの開発についてロンドン大学クイーンメアリー校からの資金提供を受けており、Kickstarterでは個人からの出資も受け付けているとのことです。