牛乳

「普段からカルシウムを摂取するには牛乳」ということで口にすることも多いと思うのですが、実は牛乳の飲み過ぎは骨折が増える以外にも寿命をも縮めている可能性があるという衝撃的な論文が掲載されているそうです。

これは英医学誌ブリティッシュ・メディカル・ジャーナルに掲載されたスウェーデン・ウプサラ大学の研究チームによる研究成果で、スウェーデン人の男女10万人を最大20年に渡り調査、観察したデータから導き出されたものです。

牛乳の飲み過ぎは健康に悪い?スウェーデン研究 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

記事によると、研究チームはスウェーデン人の39~74歳の女性6.1万人を約20年、45~79歳の男性4.5万人を11年間観察しデータを分析したところ、牛乳の摂取量が多くなったところで骨折のリスクは低下しないことが分かったとしています。(データには食事、ライフスタイル、体重、喫煙習慣、運動頻度、教育水準、結婚歴などが含まれる)

また、1日3杯の牛乳を飲む女性に至っては1日1杯未満の人と比べて死亡率が90%高く、骨折は15%多かった(股関節部は90%増)としています。男性の場合は死亡、骨折とも目立った違いはみられなかったとしています。

研究者によると、この研究結果はあくまでスウェーデン人を対象に行ったもので人種や民族、牛乳の栄養価や乳牛の飼料で異なる恐れがあると指摘しています。また他の研究者は牛乳の摂取量は自己申告であり運動の種類としてどのような運動を行ったのか考慮されいないなどデータの不備を指摘する声もあるそうです。

一方で研究チームによると牛乳やチーズ、ヨーグルトに含まれる糖類「D-ガラクトース」について動物実験では老化を促進し寿命を縮める結果が得られているとのことです。

牛乳は体に良いのか悪いのか。ネットで調べてみても10万人を被験者として行われた研究では真逆ともとれる研究も発表されています。
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