大同駅

中国で先月、市のトップが当局により捜査を受けていると報じられた所、市民らが祝いの爆竹をや国家を歌った所自らが逮捕されるという出来事があったと報じられています。

2014年11月3日、中国江蘇網によると、山西省大同市委書記が重大な規律違反で当局の捜査を受けているとの報道に喜んだ市民が、市委庁舎前でこれを祝ったところ、10人以上が社会秩序を乱したとして逮捕された。 

Record China
当局の捜査を受けているのは豊立祥(フォン・リーシアン)という大同市委書記です。身分としては市長ということなのですが、先月15日、この人物が重大な規律違反を働いたとし公安当局の捜査を受けていると報じられたそうです。

不正高官の摘発喜び、共産党をたたえた市民10人以上を逮捕、...:レコードチャイナ

この報道に対し、多くの市民が喜び市内各所で爆竹を鳴らすなど大騒ぎ。市委庁舎前にも多くの市民が集まり、その1人が「共産党を支持する!」などと国旗を振りながら叫んでいたところ逮捕されたとのことです。ちなみにこの人物は豊立祥と対立する元市長の支持者でした。

逮捕された例はこれ以外も報告されており、15~19日の間に市委庁舎前で国歌を歌ったり垂れ幕を持っていた10名以上が逮捕されたとしています。容疑は「社会秩序に深刻な影響を与えた」というものだそうです。


山西省は今年に入ってから省の大物幹部が摘発、取り調べを受ける事態が多く発生しています。これは習近平国家主席が掲げた反腐敗キャンペーンの一貫で、同省の最高指導機関『共産党常務委員』13人のうち4人が汚職で取り調べを受け、1人が更迭。また省の局長や市長など幹部26人が摘発されています。
山西省が狙い撃ちにされた理由としては中国国内でも有数の石炭の産地で、業者との癒着で莫大な利益を手にした高官が多くいたことが指摘されていました。