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不気味に光る緑色の光。実はオランダで実証実験が行われている光る道路です。これは同国の企業が考案したスマートハイウェイ構想の1つで道路の白線を発光塗料に置き換えるというものです。

オランダ企業、Studio Roosegaarde社および道路工事業者のHeijmans社が開発したのは道路の白線に替わる発光塗料です。現在、同国の高速道路4.6kmに敷設されており、どの程度消耗せず使用出来るかなどテストが進められています。

オランダの「発光する高速道路」に、東京もカタールも注目(動画あり) « WIRED.jp

この発光素材は道路用塗料に光ルミネセンス性のパウダーを混ぜたものから作られているのですが、その製造方法は明らかにされていません。Studio Roosegaarde社によると太陽光を吸収し夜間に発光するというもので、発光する強度が異なる3つのラインが最長8時間発光する能力があるとしています。



同社はによるとオランダ国内でも首相から32kmという区間についてこの技術を導入したいという依頼があったとしており、他には東京オリンピックに向け東京都やイギリス、カタールからも問い合わせがあったとしています。

同社は発光する区画線以外にも電気自動車を充電することができる道路や路面の凍結を知らせる道路など様々な道路をスマートハイウェイを構想しているとのことです。



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