ロシアで開発が進められていると言われているロシア空軍の次世代爆撃機開発計画、所謂PAK-DAに搭載されるジェットエンジンが公開されてました。
ロシア航空宇宙メーカー大手のKuznetsov(クズネツォフ)は7日、ロシア空軍向けに現在、開発を進めている次世代ステルス爆撃機「PAK DA」に搭載予定のジェットエンジンの映像を初公開した。ロシアが2020年代に実戦配備を計画しているのはPAK DA(長距離航空複合体)という計画で開発されてる新型戦略爆撃機です。今回はその爆撃機に搭載されるというジェットエンジンのプロトタイプが公開されました。
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PAK DAは数年前までは計画自体が噂レベルだったものの、2013年にロシア空軍のビクトル・ボンダレフ総司令官が具体的な性能についてコメントしています。それによると、この計画は2008年から始まったとしており、機体はステルス性を有した形状でTu-160より多い爆弾搭載量で飛行速度は音速は超えないとしています。
PAK DAの機体形状については一切明らかになっていないのですが、上の画像のような可変翼を採用したタイプ、もしくはB-2のような全翼機タイプになるのではないかと噂されています。
現在の計画ではこのエンジンを搭載した試作機の初飛行を2019年に行うとしています。