プーチン大統領

先日行われたAPECの際、プーチン大統領が習首席夫人の肩にショールをかけるという出来事があったそうです。しかし、中国ではこの映像やネット上の発言が全て検閲されている状態といいます。

香港(CNN) アジア太平洋経済協力会議(APEC)の関連行事として開かれた10日夜の花火鑑賞で、ロシアのプーチン大統領が隣に座った中国の習近平(シーチンピン)国家主席の妻、彭麗媛(ポンリーユワン)氏の肩にショールをかける気遣いを見せた。
 


こちらが今回検閲の対象となった映像です。

映像ではお互いが立ち上がりプーチン大統領が持っていたショールを掛けるという行動にでたものの、彭麗媛氏はグッと着たあとに直ぐに脱いでしまいました。

この映像は中国中央テレビ(CCTV) が撮影し中国全土で生放送されたものらしく中国版ツイッターでも話題になっていたそうなのですが、翌朝つまり7.8時間後にはこれら書き込みは全て削除されたとのことです。



CNNの映像では前後関係がよくわからないので生放送を録画したと思われる映像を紹介します。

映像からは夫人の後ろに上着を持った側近がおりプーチン大統領がショールを渡す前から上着を既に持っていたようです。ショールを脱いだ理由はこの上着を着るためだったと思われるのですが、映像が切り替わってしまいその後プーチン大統領のショールはどのように扱われたのかは不明となっています。

ショール掛けるということがどういう意味があるのか。私達一般人の考えとは相当異なる認識があるとも考えられるのですが、中国側が検閲しているということは何らかの意味があると考えて良さそうです。

ちなみにプーチン大統領は2013年にもドイツのメルケル首相に対してショールを掛けるということを行っていたそうです。