SpaceShip Two

先月末、民間企業ヴァージン・ギャラクティックの宇宙船が墜落した事故について、機長は空中分解で機体から投げ出されたため生還できていたことが明らかになりました。

2014年10月31日、カリフォルニア州で行われた母機ホワイトナイトツー、及びスペースシップツーの動力試験中に機体が分解、墜落し副操縦士1名が死亡した事故について新たな情報が入ってきました。

SpaceShip Two墜落事故、生還したパイロットは機体が分解したことによって成層圏で空中に放出 - BusinessNewsline

これは事故調査を行っているアメリカの国家運輸安全委員会(NTSB)が機長の取り調べで明らかになったものです。機長によると、機体が空中分解しシートごと機外に投げ出されその後シートベルトを自力で取り外しパラシュートが自動展開したことで生還出来たと話しているそうです。
機体が空中分解したのは高度16kmで空気が薄く通常であれば数秒から数十秒で意識を失うとのことえです。

機長によると、事故の原因とされている副機長が行ったフェザリング(エアブレーキ)を稼働させたことについては「気付かなかった」と話しています。 


スペースシップツーは地上と高度110km前後を行き来する弾道飛行を行う宇宙船です。そのため乗客は減圧やこのような事故に備え宇宙服と構造が似ている与圧スーツの着用が義務付けられているそうです。今回事故を起こした2名のパイロットも与圧スーツを着用していた(参考)のですが、1名が死亡する結果となりました。