秋葉原

「観光立国」をめざす国の働きかけが行われている日本。一方で、在日中国大使館は日本国内で中国人を狙ったボッタクリ被害が多発していると注意喚起を行いました。

海外旅行に行くと現地の商人が高い値段で売りつけてくるというのはよく聞く話です。実は同じようなことが日本国内でも行われていると在日中国大使館が中国人観光客に注意喚起しています。

日本で中国人観光客をターゲットにしたぼったくりが多発、在...:レコードチャイナ

中国メディア人民網によると、ボッタクリの例として旅行ガイドが店(免税店)と結託し、虚偽の広告で美容製品や健康食品を販売、また通常売られている価格よりも高値で買わせそのキックバックとして一定の金額をガイド側が受け取っているとしています。
また帰国前日にわざと買い物の時間を割り振り、返品させにくいよう日程を割り振っているとしています。

在日大使館は「日本で買い物をする際はガイドの口車に安易に乗らないように警戒してほしい。高い買い物をする際は、商品についてよく理解し、本当に必要かどうかよく考え、理性を持った消費をするように。購入後はレシートをなくさないように」と注意喚起しているとのことです。

調べてみると、海外の旅行者相手のボッタクリとしてNHKは2012年に「中国人観光客訪日格安ツアーのカラクリ」と報じられています。

このようなボッタクリは「日本には偽物はない」と信じる中国人観光客を裏切るものでどこの国であっても許される行為ではありません。ちなみにNHKの報道ではボッタクリ免税店を含むカネの流れはアジア人その中でも中国人、台湾人、韓国人により行われている場合がほとんどだとしています。