J-31

今月11日より中国珠海市で開幕となった航空機関連見本市「中国航空ショー」でステルス機J-31(殲-31)が一般に公開されました。

中国国営のShenyang Aircraft Corporation (SAC) が開発を進めている次世代ステルス戦闘機「FC-31」が11日から珠海市で開幕となった航空機関連見本市「Airshow China」の席上、公式デビューを飾ったことが判った。

BusinessNewsline
今回中国航空ショーで一般公開、デモフライトがおこなわれたのはFC-31です。FC-31はJ-31の海外輸出型機でJ-31の派生型を含め同機がこれまで一般に公開されたことはありませんでした。



この機体は将来的にどのように扱われるのかは明らかになっていないのですが、中国航空ショーは海外へ機体を売り込む見本市であることと、FC-31という輸出型ということもあり今後海外へ広く輸出される可能性が考えられます。

中国で開発されているステルス機としてこのJ-31の開発が初めて報じられたのは2012年7月、ロシアの軍事関連サイトがによるもので、7月25日にはJ-31と思われる胴体が中国の高速道路上で撮影されました。続く10月31日には初飛行が行われその写真がリークしていました。

機体は第五世代戦闘機というジャンルに入るステルス機でアメリカで開発されているF-35とほぼ同じサイズの全長17m程度の中型双発戦闘機となっています。またその機体形状が酷似していることから設計データが盗まれ模倣されたものだと考えられています。