チョコレート

「2020年にチョコレートは無くなるだろう」などと主張しているのはチョコレート消費国として知られるスイスの企業です。実はここ最近チョコレートの価格が高騰しており、消費も伸びていることから今後数年以内にチョコレート不足に陥ることが予想されているそうです。

お菓子作りに必要不可欠なチョコレート。男女問わず好んで食べられる食品なのですが、実はここ最近チョコレートの消費が急増しており、現在の消費ペースが続くと2020年頃には口にすることができなくなるなどとスイスのチョコレートメーカー「バリーカレボー」が主張しているそうです。

チョコレートは2020年に世界から消える・・スイスメーカーが警鐘―中国報道

バリーカレボーによると、ここ最近のチョコレート価格について同社が入荷したチョコレート(カカオパウダー)の原料価格は前年と比べ25%も上昇している一方、販売量は10%の伸びが続いているといいます。

今後、チョコレート価格高騰とチョコレート不足が予想されており、チョコレートメーカー各社はチョコレート製造を止め他の品目にチョコレートを回すということを行っているといい、実際にイギリスのお菓子メーカー「キャドバリー」は製造していたコインチョコの生産を中止る発表を行っているそうです。

チョコレートの年間消費量としては、アメリカが約157万トン、続いてドイツ(121万トン)、イギリス(53万トン)となっており、国民一人あたりの消費量としてはドイツの11.6kgに続き、スイス(10.5kg)、イギリス(9.7kg)と、いずれも欧米各国で大量消費されています。

チョコレートと貧困問題

チョコレートの元となるカカオの原産国では多くの子供達や奴隷労働者が極めて劣悪な環境で収穫されていることも忘れてはいけません。カカオの原産国はコートジボワール・ガーナ・インドネシア・ナイジェリア・ブラジル・カメルーンが世界6大カカオ生産国となっているのですが、IITA(国際熱帯農業研究所)の2010年発表によると28万人の子供がカカオ農場で働かされており、そのうち1万2000人あまりが近所に身内がいない子供とされ、これらは人身売買(奴隷)として働かされていると言われています。
このエントリーをはてなブックマークに追加