Autonomous spaceport drone ship_1

来月スペースXが行おうとしているのは同社が運用するファルコン9ロケットを回収し再利用するための試験です。このロケットの着陸場として海上での回収試験を行う専用の基地が公開されました。

2014年12月16日(アメリカ時間)にも試験が行われようとしているのは垂直に打ち上げられるロケットを再利用するため回収するというより本格的な試験です。スペースXは過去3度の海水面での垂直着陸試験を行っており、次の4回目の試験で地上への着陸、回収へ移るための試験を行います。

製造された船は「Autonomous spaceport drone ship」というもので全長91m、幅51m(着陸するエリアは77m、幅51m)ほどの大きさになっています。同社によると海底油田用のリグを改造し作ったもので、3m程度の波の高さであれば水平を保てるよう設計されているとしています。

▼Autonomous spaceport drone ship(CG)
Autonomous spaceport drone ship

実際の試験は次回の国際宇宙ステーションへの補給ミッション「CRS-5 / SPX-5ドラゴンミッション」で行われるとしています。今後ロケット再利用を目指すスペースXとしてはなんとしても試験を成功させる必要があるのですが、最悪の場合海上プラットフォームごと吹っ飛ばす恐れのある非常に危険ものになることが考えられます。

ちなみにこれまで行われた3回の試験では1回目は失敗したものの、その後2回目3回目は成功したと発表しています。ただし、あくまで海面上で行いデータ上で確認したというのもので、ロケット自体も海中に沈んでおり再利用可能な状態なのかなどは確認されていません。

▼3度目の海上着陸試験

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