元NASA職員を名乗る人物ほど怪しい人間はいないというのはこれまでの感覚で分かるのですが、今回登場した自称元NASA職員によると、人間は1979年には既に火星に行っておりその様子が撮影されていると述べているそうです。

NASA元職員「火星上陸、1979年に密かに行われていた」 - News - サイエンス - The Voice of Russia

これはジャッキーさんという女性がラジオ番組に出演し口にしたもので、ジャッキーさんによると自身が担当していたという火星探査機ヴァイキングと地球との遠隔通信を行っていた時、送られてきた映像の中に宇宙服をきた人間が2人映っていたとしています。

その後、探査機との通信が途絶え上司へ報告に向かったものの、部屋に戻ろうとしたところで現場が閉鎖されており二度と担当につくことはなかったと主張しています。


ちなみに、元NASA職員を名乗る人物はこれまでも複数人登場しており、代表的なものとして月面に他の文明が作ったと思われる都市があると話した人や、「リボン」という目に見えない謎のエネルギーが太陽系をかすめるか通過するこで人類が滅亡するなどと公に話す人がいます。



今回の発言に対し時系列で言うとバイキング1号(ランダー)は1976年7月20日に火星着陸を行い1982年11月まで運用されていました。また、火星行きのロケットを打ち上げるためにはサターンVあたりがよいのですが、こちらは1975年7月の打ち上げが最後になっています。もちろん他のロケットでも向かうことは可能なのですが、その場合は複数回打ち上げ宇宙空間で火星行きの宇宙船を組立てなければなりません。

ちなみに、ソ連のN-1ロケットは火星有人飛行を目的としたロケットと言われており、NHKの番組などでも当時この計画に携わっていた人間が「火星行きのモジュール等は当時作られていたものの、目的地が月に変わり…」云々と話しています。