3Dプリンタといえば様々な現場で導入されつつありますが、宇宙空間でも既に導入されているのは存知でしょうか。今回は国際宇宙ステーションにて3Dプリンタで製造された初の物を紹介していきます。
MADE INSPEACEと書かれたこちらのプレート。国際宇宙ステーションに今年導入された機器として3Dプリンタがあるのですが、先日その初めてとなる宇宙版3Dプリンタを使用した作品になります。
この3DプリンタはNASAが2011年から計画していたもので、委託を受け製造したのはMade In Space社です。仕様としては一般に販売されているプラスチック製品を製造できる3Dプリンタに宇宙という重量環境下でも使用できるよう改良を加えたものなのですが、大半は地上で使われているものと変わらないとされています。
運用方法としては地上から設計図を送信し宇宙で製造するという使い方がされるのですが、NASAは今後3Dプリンタの実用性を評価したうえで、部品の調達が極めて困難になる深宇宙、例えば小惑星帯や火星といった場所で換えのパーツを作れるような試験を行っていくとしています。
将来の宇宙船には当たり前のように3Dプリンタが搭載されるようになるのかもしれませんね。
▼Made In Space製の3Dプリンタ。国際宇宙ステーションのものと同じ物になります。
この3DプリンタはNASAが2011年から計画していたもので、委託を受け製造したのはMade In Space社です。仕様としては一般に販売されているプラスチック製品を製造できる3Dプリンタに宇宙という重量環境下でも使用できるよう改良を加えたものなのですが、大半は地上で使われているものと変わらないとされています。
運用方法としては地上から設計図を送信し宇宙で製造するという使い方がされるのですが、NASAは今後3Dプリンタの実用性を評価したうえで、部品の調達が極めて困難になる深宇宙、例えば小惑星帯や火星といった場所で換えのパーツを作れるような試験を行っていくとしています。
将来の宇宙船には当たり前のように3Dプリンタが搭載されるようになるのかもしれませんね。
▼Made In Space製の3Dプリンタ。国際宇宙ステーションのものと同じ物になります。