中国違法操業

他国の排他的経済水域内にも関わらず我が物顔で違法操業を繰り返す中国人。日本では領海内で漁を行うという傍若無人っぷりが報道されていましが、韓国海洋警察が先月領海進入を阻止した中国漁船の数が2000隻を超えるとしています。

韓国の複数メディアによると韓国海洋警備安全本部が2014年11月19~30日にかけて中国漁船の集中取り締まりをおこなった結果、2000隻以上の中国船に対し違法操業を阻止したと報じています。

韓国 11月に中国漁船2000隻超の海域侵入を阻止、40隻超を拿捕 | 新華ニュース 中国ビジネス情報

韓国には「機動戦団」なる海洋組織があり、その仕事の内容は主に対中国漁船であり3000トン級艦船4隻、ヘリコプター、そしてモーターボート数隻と特殊部隊兵士(Special Sea Attack Team、SSAT)20人あまりで構成されているといいます。この組織が出動し韓国海域に入ろうとする中国船に対し警告をおこなっているそうなのですが、これを行った中国船の数が11日間で2300隻になったとしています。

韓国海洋警察

韓国海洋警察は違法操業を行う中国漁船に対し威嚇射撃を含めた実弾を使用しており、2014年10月10日には取り締まりに抵抗した違法操業の中国人船長に対し発砲しこれが命中し死亡しています。しかし、この事件があってからも一向に違法操業が大幅に減るということはなく中国漁船団による海域の不法進入が繰り返されているとのことです。