
「視察から直ぐに帰る」「ブランド品を身につける」など具体的に例を挙げ、人から嫌われる党幹部としているのは中国共産党の機関紙です。
2014年12月1日、中国共産党の機関誌・人民日報(電子版)は、「こんな党幹部は民衆の反感を買う」として、党幹部の視察時によくある5つの事例を挙げて、これを痛烈に批判した。過去、一般人から反感を買い辞任に追い込まれた高官が複数存在する中国。最近はインターネットでこれら人物の行いなどを調べあげる、所謂「人肉検索」が中国ではブームになっています。
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さて、そのような人々から反感を買う例として人民日報は5つの事例を挙げています。1つは握手や挨拶をしただけで直ぐに帰る幹部。次にブランド品に身につけた幹部。また農村の視察に訪れたにも関わらず似合わない服装で訪れた場合も晒される恐れがあるといいます。3つめは英語や流行語、偉人や有名人の言葉を引用し話す幹部、4つめに視察先で陳情者から逃げる幹部、そして視察先で飲み食いする幹部です。
この5つは中国だけではなく日本を含め海外でも嫌われる政治家の態度とされていますよね。中国では党幹部の悪事について中国政府は国民による腐敗監視に警戒しているのですが、一方で不満が高まっていることを恐れており国民がこれを追求をしてもよいとの方針を出しています。
しかし、過去には追求をしていた有名な一般人から民間から依頼を受け捜査を行っていた私立探偵が当局に拘束される出来事が発生しています。