先日、米中露の宇宙開発競争が始まるとし目的地は月になると記事にしましたが、今回はイギリスです。イギリスの学者らは月に居住施設を建設するため募金を始めました。
ルナー・ミッション・ワンという月面ミッションを計画しているのはイギリスの学者らの研究チームです。このミッションでは掘採を行い深さ100mに達する穴を開ける計画だとしています。
英国、月に100mの濠を掘る計画 - News - サイエンス - The Voice of Russia
掘削を行う理由については明らかになっていませんが、研究チームは将来の居住施設建設に必要な技術だとしています。計画では月の南極に掘削機を送り込むということで、人間に必要不可欠な水を確保するための計画と考えられています。
研究チームによると2024年に行うというこの計画について、資金調達は「寄付」で行うとしており寄付を行った人については自分の頭髪と写真の2つを月に送る権利が与えられるとしています。
月の極地に発射されたセントール
これは2008年11月、NASAが行ったエルクロスのミッションで明らかになったもので、月の南極付近のクレーター内部に探査機エルクロスの下段セントールを激突させたところ巻き上げられた350トン以上のチリから約100kg分の水が含まれていたことが分かったとしています。
英国、月に100mの濠を掘る計画 - News - サイエンス - The Voice of Russia
掘削を行う理由については明らかになっていませんが、研究チームは将来の居住施設建設に必要な技術だとしています。計画では月の南極に掘削機を送り込むということで、人間に必要不可欠な水を確保するための計画と考えられています。
研究チームによると2024年に行うというこの計画について、資金調達は「寄付」で行うとしており寄付を行った人については自分の頭髪と写真の2つを月に送る権利が与えられるとしています。
月の極地
現在複数の宇宙機関、特にアメリカ・ロシア・中国は今後の宇宙開発としてまずは月を目標にしています。探査及び有人探査の有力候補地は月の極地、特に南極です。理由は極地付近にあるクレーターに水(氷)の存在が確認されているためです。月の極地に発射されたセントール
これは2008年11月、NASAが行ったエルクロスのミッションで明らかになったもので、月の南極付近のクレーター内部に探査機エルクロスの下段セントールを激突させたところ巻き上げられた350トン以上のチリから約100kg分の水が含まれていたことが分かったとしています。