J-31

謎の多い中国版ステルス機。現在有人機ステルス機としてJ-20そしてJ-31(殲-31またはFC-31)が確認されているのですが、J-31を開発した中国航空工業集団公司によると「F-35に勝利することを考慮している」と説明していたことが明らかになりました。

中国航空工業集団公司の林左鳴董事長は珠海エアショーの現場で取材に応じ、J-31戦闘機(コードネームは「鶻鷹」)の具体的な状況について詳細に説明した。中国中央電視台の財政・経済チャンネルの番組『対話』(12月7日)が伝えた。

中国網
中国で開発され「ステルス機」とされるJ-31。謎が多い航空機なのですが、2014年11月に開催された中国国際航空宇宙博覧会(珠海エアショー)で初めて展示飛行を行ったこともありいくつか明らかになったことがあります。その1つとしてJ-31は中国人民解放軍空軍には採用を前提として開発されたのではなく、名称はJ-31ではなくFC-31になるという点。そして海外への輸出型になるということです。

▼珠海エアショーでの展示飛行


機体設計については引用先に中国航空工業集団公司、林左鳴董事長とのやり取りが掲載されているのですがアメリカを含め複数の国が開発を進めているF-35を超える性能、つまりF-35に勝利すること考慮し設計されたなどと主張しています。

ただし、戦闘機の戦闘能力というのは機体の設計や能力など30以上の指標から評価されるとも話しており、設計の段階で必ず敵機を撃墜できる設計にしたという趣旨のコメントをしています。

正直なところ引用先を読んでも何が言いたのかさっぱり分からないのですが、要はF-35ができることはFC-31でも出きるようにしており、さらに優れた点を付け加えていきたいと言いたいようです。