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地球から220光年離れた銀河系で見つかったのは地球とほぼ同じ質量の天体。しかし、地球とは似て非なる木星や土星といった種類のガス惑星であることが分かったとのことです。

これはハーバード大学とスミソニアン天文台の解析により明らかになったもので、KOI-314という星系を公転している第三惑星KOI-314cです。この天体を発見したのはNASAが運用している探査機ケプラーで集められた膨大なデータからこの天体を発見しました。

地球と同じ程の重さを持つガス惑星の発見 sciencenewsline

この天体の特徴としては観測データから地球とほぼ同じ質量である一方で、ガス惑星の特徴を併せ持つ天体であることが分かったとしています。これについて研究者は「地球のような岩石惑星ではないことは確かです」としたうえで、実際のところ太陽系においても岩石惑星とガス惑星を区別するような明確な境界線はないとも話しています。

この天体は星系の太陽にあたるKOI-314aから非常に近いところを公転しており公転周期はわずか23日。そのため温度は220度と極めて高温で生命の存在は絶望的です。

▼地球とKOI-314cのサイズ比較(KOI-314cは海王星の画像)
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KOI-314cの直径は地球よりも6割ほど大きく密度は水よりも3割ほどしか高くないため水素やヘリウムで構成されたガス惑星であることが明らかだとしています。また研究者はこの天体の誕生について、元々は冥王星のような巨大な天体だったのが長い時間をかけ徐々に大気が消失していった結果現在の姿になったのではないかと考えているそうです。