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年末年始にかけてお酒を飲む機会が多くなりますよね。今回はその飲酒に関する記事を紹介します。なんとラットを使った実験では、ある程度の飲酒を行い続けると脳細胞が減少していき記憶といった分野に影響を与えていることが分かったとしています。

マサチューセッツ大学アマースト校とマサチューセッツ大学アマースト校の共同研究によるとラットを使用した実験結果から思春期の飲酒は脳に対して物理的な損傷を与え、その後飲酒をやめたとしてもダメージは継続していることが明らかになりました。

思春期における飲酒は神経細胞節を減少させ、認知能力を損なう - ScienceNewsline

研究チームによると実験に使用されたラットを分析した結果、飲酒に対して最も反応していた個体は思春期にあたる年齢のラットで、脳細胞に影響を与え例えば損なわれた認知能力は成人後も機能は回復せず障害を与え続けていたことが分かったとしています。

同様の研究はこれまでも行なわれており、2012年アメリカのラトガース大学が行ったラットを使った実験でも脳細胞を最大40%減少させていたということが報告されています。研究では、ラットの血中アルコード濃度0.08%(人間でいうと1日あたり女性は3~4杯、男性は5杯分)の飲酒を毎日続けた場合、飲酒していないラットに比べ脳の海馬の細胞数が40%減少しており、記憶や学習能力に悪影響を及ぼす可能性があることが分かったとしています。 

こちらの研究ではラットは思春期の個体ではなく成人にあたる個体が使用されており、 研究者は「適度な飲酒であっても気づかない内に過度な飲酒に変ってしまっている場合が多い。短期的には運動能力や全体的な機能には表だった影響は与えないが、長期的にこのような飲酒を続けていると学習能力や記憶能力に悪影響を及ぼす可能性がある」と警鐘を鳴らしています。