スーパーチャージングステーション

電気自動車と従来のガソリン車の違いは様々ありますが、1つとして電気自動車はバッテリーを充電する必要があります。ガソリンを入れるのに比べ時間のかかる充電なのですが、テスラ Model Sはあることを行うことで40秒で充電が終わるようになっているとのことです。

アメリカ、カリフォルニア州に登場したのは電気自動車専用の充電スタンドです。実はこのスタンド、テスラ・モーターズの日本では今年発売された車種「Model S」については最短で90秒で充電することが可能になっているといいます。

Tesla: カリフォルニア州でModel S向けバッテリースワップを開始・最短90秒でフル充電が可能に - BusinessNewsline

Model Sが発表された2013年6月、バッテリースワップというプログラムを発表しており、これは従来のようにコードを繋いで充電するのではなく、充電されたバッテリーそのものを交換することで高速で充電を終わらすというものでした。
同社によると、これによりガソリンを給油するよりも早くフル充電することが可能だとしています。



電気スタンドは「スーパーチャージングステーション」と呼んでおり、テスラ・モーターズの車ならば通常の充電は無料です。ただし、バッテリーを交換する「バッテリースワップ」を利用する場合は有料になり、1回の交換ごとに60~80ドル(7,200円~9,650円)の料金を支払う必要があります。
ちなみにModel Sはフル充電で最大502km走行することできるそうです。

テスラ・モーターズはこのようなプログラムを始めた理由は電気自動車オーナーから「遠出した際に短時間で充電を終わらせたい」という要望が多かったためだと話しているそうです。

今後、テスラ・モーターズから発売される車はこの「バッテリースワップ」に対応した車が登場することが予想されるのですが、電気自動車を作っている各社が互換性をもたせるということは将来的に行なわれるようになるのでしょうか。