ロシア国家防衛指揮センター

戦時下の国家管理に使用されるという巨大な施設がロシアに完成しました。これはロシア国家防衛指揮センター(NDCC)なる施設で有事や大規模災害等が発生した場合、大統領らが集まり指揮をとる施設になります。

昨年12月に完成したのはロシア国家防衛指揮センター(NDCC)とよばれる施設です。この施設は2013年5月にプーチン大統領が設立を決定し2014年1月に建設工事が開始、同年12月に完成しました。

具体的に何をする施設なのかという点について、有事またはそれに匹敵する自然災害が発生した際にロシアの大統領をはじめ各軍の指揮官がこの施設に集まり、集められた情報を元に軍の指揮から核兵器の発射に至るまで判断と実行が行えるような施設になっているとのことです。

従来、同様の役割としてロシア連邦軍参謀本部がこれをおこなっていたものの、NDCCはこれの上をゆく21世紀型の施設と指揮機能が備わっているとされています。

▼ロシア国家防衛指揮センターの外観(CG)
ロシア国家防衛指揮センター外観

▼以下は内部の写真
ロシア国家防衛指揮センター_1

ロシア国家防衛指揮センター_2

ロシア国家防衛指揮センター_3

ロシア国家防衛指揮センター_4

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参考:中国網