お茶漬け

様々な場面でお茶漬けを口にすることがあると思いますが、実は中国ではお茶漬けを食べるという文化が現在は無いらしく「受け入れらない」ということはご存知でしょうか。

世界には様々な食文化があります。これは国によってまた宗教や習慣で大きく変化することがあるのですが、今回中国で話題になったのは日本の「お茶漬け」です。これはご飯に具を入れお茶を入れ食べるという一般的なものなのですが、中国人はお茶漬け文化にカルチャーショックを受けた反応が見られたそうです。

お茶漬けに対し、中国ネットで否定的な意見が「絶対に食べない」 - ライブドアニュース

これは中国版ツイッター微博(ウェイボー)に、中国のネットユーザーが「日本のお茶漬けの食べ方」と、「元は古代中国でそのような食べ方がされ、現在はリズムの早い日本では欠かせない存在になっている」などと写真付きで書き込まれたものです。

以下は中国人の反応
  • 胃が温まるだって?お茶漬けを食べたら胃を傷つけるのが常識だ。誤った方向に導くのはやめろ! 
  • 昔は何も食べるものがない時に食べたが、今は絶対に食べない。これは胃に悪いものだ
  • 貧しかった子どものころによく食べたな。今は少しも食べたいとは思わないし、思い出したくもない
  • こんな風にご飯を食べたらお母さんに殴られる
  • 子どもの時からこんな食べ方を教えるのは間違っている

以下は「中国人の反応」に対する日本人の反応
  • ご飯あんまり噛まないで飲み込むと胃には悪いかもしれない
  • 熱いお茶で入れたお茶漬けが胃に悪いって、中国人が大好きな朝のおかゆと何が違うんだよ
  • 中国人から見ればお粥の出来損ないなんだろな
  • 中国粥は米から茹で上げて作るので、ものによっはたら日本の茶漬けより消化しにくい
  • 中国人は「温かくない食べ物は胃に悪い」とか言ってコンビニのオニギリを温めないと食わないから

ちなみに、過去登場した最高級のお茶漬けはどのようなものかというと、現在の価値でおよそ10万円のものがあったそうです。これは江戸時代に高級料亭八百善が客に出したと記録が残っているそうで、お茶漬けに使う水を飛脚を使い多摩川の上流から取らせたためそのような価格になったそうです。