色丹島の戦車

北方四島の1つ、北海道根室半島の遥か東に位置する島「色丹島」。現在ロシア連邦が実効支配している島になるのですが、ここにあるという「戦車の丘」を訪れたロシア人ブロガーの写真を紹介していきます。

色丹島の湾を狙うかのように設置されていたのは第二次世界大戦末に登場した旧ソ連の戦車です。この島はソビエト連邦によって占領された後、島の防衛する目的の為、多数のトーチカや戦車等が配置されました。住民らによると「戦車の丘」と名付けられているのですが、この地域は現在使用されておらず夏場草が生い茂り誰も立ちよらない場所となっているといいます。

▼戦車の丘のIS-3
色丹島の戦車_1

海の近くに放置された為か戦後のものとしては状態は良くないようです。

色丹島の戦車_2

色丹島の戦車_3

下に通路が設置されています。トーチカというと通常は砲塔とコンクリートとから作られたものなのですが、何らかの通路の上に戦車が置かれているということはやはりトーチカとして使用したと考えられます。

色丹島の戦車_4

▼戦車の丘のIS-2
色丹島の戦車_5

色丹島の戦車_6

▼戦車の丘にある別のIS-3
色丹島の戦車_7

色丹島の戦車_8

Photo:English Russia