グリベック

病気の種類によっては非常に高額な薬があるとみなさん耳にしたことはないでしょうか。今回は効果が認められている一方、極めて高額な薬代に悩む中国人患者のお話です。

中国メディア環球時報は、消化器官にガンを患っている患者を取材し中国の医療保障制度の問題を指摘する記事を掲載しました。

高額すぎる抗がん剤、中国では40万円必要、インドでは4000円...:レコードチャイナ

今回取材を行ったガン患者は消化管間質腫瘍(GIST)を患っており、非常に高額な薬に頭を悩ませているといいます。その薬とはノバルティスが販売する「グリベック(イマチニブ)」というもので、副作用が少ない割にガン細胞を攻撃することができるというもので、極めて効果が良い薬として世界各国で処方されているようです。
しかし、中国では1ヶ月間服用した場合2万元(約38万円)以上の費用がかかるということで国内ではこれを支払っている患者は極めて少数だといいます。(2万元は中国の出稼ぎ労働者のおよそ200日分の給料)

この薬は日本でも高額な薬に分類されているものの(調べたところ30日1錠で自己負担額32,557円?参考) 中国の記者は医療保障制度により患者の負担は非常に少ない場合があるとしています。またインドではグリベックが認められていないようで、代わりにジェネリック薬品『ビーナット』が1箱200元(約3800円)で販売されているといいます。

患者は1/100の価格だというグリベックのジェネリック薬品を求めているもののその方法がわからず途方にくれているとしています。中国では薬品管理法の規定によりジェネリック薬品を国内で製造することができず、また海外から輸入することもできないそうです。


グリベックについて調べてみたところ、日本でも非常に高額な医療費で悩んでいる方が多いという印象を受けます。患者さんによっては年間50万円あまりの薬代を一生支払い続けなければならない場合が存在するそうです。 
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