2004 BL86

先日、地球に最接近した小惑星について、観測の結果直径70mあまりの衛星を従えていたことが分かったとのことです。

日本時間27日午前1時頃地球に最接近した小惑星「2004 BL86」について、NASAが行った観測によると直径70mほどの衛星を従えていたことが明らかになりました。

地球最接近の小惑星、衛星の存在が明らかに (CNN.co.jp) - Yahoo!ニュース

小惑星は地球と月の3倍の地球から120万kmを通過。この時、NASAはカリフォルニア州にある地上アンテナ群や、プエルトリコの天文台、また最大直径70mを誇るディープスペースネットワークを使用し詳細に観測が行なわれました。

結果、小惑星は直径352mで70mの小さな衛星を従えている様子を観測することができたとのことです。



2004 BL86と東京スカイツリー

こちらが東京スカイツリー(634m)と2004 BL86(352m)の比較(目安)になります。この小惑星はニューメキシコ州のリンカーン地球近傍小惑星探査(LINEAR)により2004年1月30日に発見さました。

衛星を従える小惑星については実は数多く発見されており、2012年の段階で214個が観測されています。サイズとしては小さいもので直径120mの小惑星で60mの衛星を従えているものも発見されています。参考

ちなみに、次回最接近すると考えられる小惑星は12年後までないとのことです。