カメラのシャッター

デジタル一眼レフカメラの仕様に必ず書かれているシャッター速度。早いものでは8000分の1秒というものがあるそうなのですが、今回はシャッター速度別に撮影されたというスーパースローモーション映像を紹介します。そして、高速で動くものを撮影した場合なぜ被写体が歪んでしまうのかも説明されていますよ。

高速で動くヘリコプターのローターや流れ落ちる滝の水を止めたかのような写真がありますよね。これはシャッター速度を早くし動きを止めたように撮影する方法の一つです。シャッター速度が早くなればなるほど動いている被写体のブレがなくなり、また手ブレについても少なくすることができるというものなのですが、実際にプロが使用しているカメラのシャッターがどのように稼働しているのか目にしたことあるでしょうか。

カメラのシャッターの動きとはたらきを完全に理解できるスーパースローモーション動画 - DNA



こちらがカメラの心臓部の一つといっても過言ではないシャッターの動きをスローモーション撮影したものです。詳しい説明はぜひ引用先から確認してください。

ちなみにこのような機械的なシャッターが設けらているのはデジタル一眼レフやデジタル一眼といった大型のカメラのみで、ポケットに入るスマホやコンデジのカメラには採用されていません。スマホやコンデジのシャッターにはセンサー側でシャッターをきる電子シャッターが採用されています。

機械式、電子式には双方にメリット・デメリットがありデジタル一眼にはこの両方を採用し撮影モードで選択できるような柔軟な設計になっているそうです。 

参考:電子シャッターとメカニカルシャッターの違いをCX3で体感する|デジタルときどきフィルムで

地味にカメラを構えている中で実は超高速で稼働するシャッターには驚きなのですが、稼働している以上はやはり寿命があります。大体のどのくらいか調べてみたところ、低価格のエントリー機では目安として3万から5万回以上、プロのカメラマンが使うようなカメラでは30万回前後のとされているそうです。

シャッターユニットは交換することができるよう設計されている機種が多いのですが、プロが使うようなカメラの場合でも交換費用は3万円程度となっているそうです。何十万もする本体から考えると意外と安いものですね。