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ネットで知り合った女性に会うため長距離を移動してきた中国人男性。しかし、そこに立っていたのは明らかに写真とは異なる女性でした。問いただしたところ女性は加工していたと認めたものの、男性の怒りは収まらなかったようです。

中国メディアによると、今月26日浙江省温州市で女性が男性から暴力を受けるという出来事があったと報じています。実はこの事件、2人が交わしていた写真に原因があったようです。

女性のSNS自撮り写真は信用できない!?初めて会った「実物」...:レコードチャイナ

記事によると先月始め、黒竜江省ハルビン市に住む男性浙江省温州市で働く女性がSNSで知り合い、メッセージをやりとりしているうちに意気投合していったといいます。その後、女性が男性側に自撮り写真を送信したことを機に1月26日、女性の地元温州市で会うことになりました。

周囲にいた人の話として、男性は「君、本人じゃないよね?あまりにも違いすぎる」と女性に問いかけたところ「本人よ。写真はちょっと修整してあって、今日はお化粧してないから」などと口にしていたといいます。しかし口論は止まることはなく、男性は女性の言葉に怒り狂い殴る蹴るの暴力を加え始めたとのことです。

結果、警察官が入ったことで両者は和解したとのことですが、男性は「もう2度とネットは信じない!」と言葉を残しその場を後にしたとのことです。ちなみに女性は男性に「写真は間違いなく私。修正が多かっただけのじゃないの!」と口にしていたそうです。

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男性が住む黒竜江省は中国の最北東部に位置しており、浙江省温州市までは直線距離でも2000kmほど離れています。移動の間、この写真を眺めていたであろう男性のことを思うと暴力は行き過ぎですが、気持ちはわかる気がしますね。