次世代電子レンジ

電子レンジ共通の欠点として加熱ムラがありますよね。なんと元NASAの技術者という人物がこの欠点を解消する画期的な電子レンジを開発しようとしています。

電子レンジで冷凍食品を解凍調理しようとした際、出来上がりを見たらまだ凍っていたり、あるいは熱過ぎたりした経験はないだろうか?こうした電子レンジの欠点を解消するために、元NASAの技術者となるMark Roberが公開した次世代電子レンジ「<bettermicrowave」開発のためのアイディアビデオがYoutube上で注目を集めている。

BusinessNewsline

元NASA職員、元NASA技術者と名乗る人物ほど胡散臭い人間はいませんがどうやらこの人は一応『本物』のようです。マークロバー氏のアイディアとは電子レンジにサーモグラフィーを搭載するという案です。



具体的には、物体が放射する赤外線を分析できるサーモグラフィーを電子レンジ内に搭載し、加熱中の食品をモニターし内部まで適切に熱が伝わったのかどうか自動で判断し加熱を止めるという次世代電子レンジになります。
同氏によると「電子レンジの基本構造は電子レンジが初めて登場した1967年から現在に至るまでほとんど変わっていない」などと話しており、次世代電子レンジのアイディアを実現するには2万人の賛同者があればよいと話しているそうです。


周りは温かいものの、内部は冷たいということで何度も出し入れする手間が省けるということで便利な電子レンジになりそうなのですが、大手が作れなかった(作ろうとしなかった?)サーモグラフィー電子レンジは作ることができるのかまずはその疑問を解消する必要がありそうです。
ちなみに従来型の電子レンジには温めムラを避けるため、異なる食材が置かれた場合でも重量や温度センサーを用いて加熱が行われるものもあります。参考