市場

韓国の魚市場で見つかったとされる、とある魚。なんと魚を大きく見せるため人間の息を直接入れ膨らましていたことが明らかになりました。

2015年2月17日、韓国・KBSテレビによると、旧正月(今年は2月19日)連休に入り、家族連れなどでにぎわう韓国の市場で、ある魚屋店主の驚きの詐欺手口が話題となっている。 

報道によると、一部の魚屋では、魚を大きく見せるため、魚の腹部にストローをさし、息を吹き込んでいるという。  

Record China
これは韓国メディアにより明らかになったもので、韓国の一部魚屋では魚を大きくみせるため、ストローを用いて魚の腹に息を吹き込み膨らませていることがわかったというものです。

不衛生極まりない行為について韓国のネットユーザーからも非難する声が相次いでいるのですが、これとは反対の判断をしているのは食品医薬品安全処です。食品医薬品安全処とは韓国の国家行政機関で食品や薬の安全などについて判断をしているところなのですが、「魚の重量をごまかしているわけではなく、人体に害もないため、行政処分の対象ではない」とコメントを出しているそうです。

つまり、空気がパンパンに入れ破損を防ぐお菓子の袋と同じで「重量は変わっていないし…」という感覚で今回は問題はいないと意見を表明しているのですが、人間の息を直接入れているという点には全く触れていない点がなんとも行政らしいといったところでしょうか。

ちなみに中国では高級魚の重量を増すため水銀を腹に入れていたケースや異常に膨らんだエビの頭に食用ゼラチンが詰められていたケースが存在しています。