PC-24

荒れた路面でも離着陸可能という、非常にユニークな小型のビジネスジェット機の試験が今年の5月に試験されることが明らかになりました。開発したのはスイスの小型機メーカーPilatusです。

スイスの小型機メーカーのPilatusは同社としては初のビジネスジェットとなるPC-24の試験飛行機が完成し、滑走路上でのエンジン運転試験を開始したことを明らかにした。

最初の試験飛行は今のところ5月に実施されることが予定されている。

BusinessNewsline
スイスの航空機メーカーPilatus Aircraftが開発したのはPC-24という機体です。この機体の最大の特徴は通常の舗装された滑走路以外でも最悪の場合、オフロードといった舗装されていない荒れた地面でも離発着可能という点です。

使用場所はアフリカや中東といったところが予想できるのですが実はアメリカやカナダ、オーストラリアにも未整地の飛行場が多く存在しており、同社としてはこれまでビジネスジェットを購入したくても飛行場の整備の問題で購入できなかった顧客層を狙った機体だとしています。



この機体は2013年5月に開発が発表されており当時のスペックとしてはWilliams FJ44-4Aタービンエンジン(15,124kN)を2基搭載し最高速度は787km/h。従来機と異なる点としては着陸装置は当然のことジェットエンジンを地上よりも高い位置につけることで巻き上げられた砂や石の吸い込みを防止しています。

乗員は4~10名(パイロット別)または客席を取り外し貨物のみの仕様にも変更可能で最大飛行距離は3,610km。価格は約9億円です。同社によると発表以来、既に80機を受注しており、試験が順調に進んだとして2017年には納品される予定です。

Pilatus PC-24 01

Pilatus PC-24 04

Pilatus PC-24 02

Pilatus PC-24 03

参考:Pilatus Aircraft Ltd,Digibo
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