B-52

アメリカの戦略爆撃機「B-52」について、エンジンを換装することで2040年まで退役を伸ばす案が浮上しているようです。B-52は第二次世界大戦後に設計され1952年に初飛行した機体になります。

空軍参謀次長マイク・ホームズ中将 Lt. Gen. Mike Holmes(戦略企画担当)が記者団に2月6日明らかにしたところによると空軍はエンジン換装で「画期的な」方法を模索しているという。B-52はプラット&ホイットニーTF22-P-3/103ターボファンを8発搭載するが、旧式化しており燃料効率が劣る。

B-52エンジン換装で2040年まで稼働を目論む米空軍
アメリカの戦略爆撃機は現在3機種ありますが、その中でも最も古い設計の機体は「ストラトフォートレス」の愛称でしられるB-52です。全長48.5m、全幅56.4mとオリンピックサイズの50mプール2つ分を超える大型の機体で、今では小型に見えるターボファンエンジン8基を搭載している爆撃機になります。

しかし、このターボファンエンジン『プラット・アンド・ホイットニー TF22-P-3/103』は老朽化は当たり前として現在のエンジンに比べると燃費が悪く維持費用が掛かり過ぎることから今後の運用に問題が発生するということから今回の案が生まれたそうです。

具体的には載せ替えるエンジンはプラット・アンド・ホイットニー PW2000でグローブマスターIIIで知られる大型輸送機C-17の他旅客機ボーイング757でも使用されているそうです。この換装によりB-52の退役を遅らせることができ、後続距離の増加や整備時間の削減が見込まれ非常に魅力的だとしています。

一方、巨額の換装費用については削減できるであろう燃料節約分から支払うことができると考えており、前例がないもののこの方式がうまくいくかどうか検討中としているそうです。

この案が実行されればB-52は誕生から約90年に渡り実戦配備される機体となり、大型の機体では非常にまれな長寿命の機体ということになりそうです。